保温の重要性
鳥さんは特に低い温度や温度の変化に負担を受けやすいです。様々な病気の原因になることがあります。温度変化の大きな春や秋、特に寒くなる冬場は保温が必須になります。
保温のポイント
空気を温めることが重要です。鳥さんは暖かい空気を吸って体を温めます。パネルヒーターはそばにいたり、くっついていると暖かいですが空気はあまり温まりません。電球タイプのヒーターを基本にするのがオススメです。
必要なもの
- 温度計
- 電球ヒーター：パネルタイプよりしっかり温まる
- ヒーターを置く台：金属製のブックスタンドがお勧め（100均にもあります）
- ケージを囲えるもの：段ボール、アクリルケースなど
あると便利なもの
- サーモスタット：温度を自動で調節
- パネルヒーター：電球ヒーターだけでは足りない時の補助
温度の目安
温度は鳥さんの様子を見ながら決めます。暑がっている時は温度を下げます。寒がっているときは上げます。以下は大体の温度の目安です。その子によって必要な温度は少し変わります。
- 健康な成鳥：25-26℃
- 雛・幼鳥：28-30℃
- 換羽中：27-28℃
- 病気療養中：30-34℃
暑いか寒いかの見分け方
暑いとき
- 羽を広げて、ワキワキしている
- 嘴をパクパクしている
寒いとき
- 羽を膨らませている
- 足が冷たい
レイアウトの例
前面
ケージ、温度計、ヒーターがおけるくらいに大きく囲いをする
側面
全面は開放してますが、前掛けをすると温度が維持しやすいです。前掛けには、中が見えるよう透明の素材がいいですが、匂いが出ない素材がいいです。
